バイバイ、ブラックバード
2010年8月27日 ざった著:伊坂幸太郎 を読み終わりました。
劇団キャラメルボックスの舞台、
脚本・演出:成井豊+真柴あずき『バイ・バイ・ブラックバード』
と同名であるから、なんか関連でもあるのかしらん、
といった不純な動機で買った本でしたが、陳腐な言葉で褒めると、おもしろかったです!!
ていうかキャラメルの劇は結局みれなかったんだよなあああああああ!!
見たかったなああああああああああ!!
コンセプトというかなんというか、寡聞にして存じておりませんでしたが、
『Bye Bye Blackbird』という歌が根底にある話だからこそ、
ほぼ同名タイトルとなったわけですね!
以下感想なのですが、3時間くらいかけて一通り読んだだけなので、
イマイチ読み込めてないです。けっこう見当ハズレな事をいうと思います。
各話に関連性のあるオムニバス形式となっております。
(なんかそれってオムニバスって言わない気がするのは禁句だ!)
やんごとなき理由でやんごとなき<あのバス>に乗って
どこか遠く、遠くへ行かねばならなくなった主人公が、
繭美という女性? の監視の下、最後に遣り残したこととして、
お付き合いをしていた5人の女性に別れを告げに行く、という話です。
4人目と5人目の話が、すごく”らしい”な、と思わされました。
全体的に、すごく映画らしい表現、シーンが作られているのも、
すごく伊坂氏らしいと思っています。
あ、でもこれを思ったのは3人目の話だから……、まあそういうことで。
確信を持って宣言できるようになったのは、4人目の話ですが。
繭美はすごく突飛で、とてつもなく暴虐的な人物です。
ですが、なぜだか繭美に対して、何か羨ましいような感情を抱きました。
不躾で下品で暴力的ですが、その憚らなさは、到底ボクには及ばない所のものです。
人生で1回でいいから、ああいう風になれたら小気味がいいと思います。
結局、ボク個人が繭美という登場人物に好意的な印象を抱いているからなのですが、
主人公:星野一彦の一人称”僕”語りで進むお話ですが、
最終的に描写されていたのは、繭美ではないかなあ、と思います。
主人公の語りだからこそ、客観的な繭美が描かれ、
主観的な繭美がひた隠されています。まあこれは一人称の特色ですよね。
まあとりあえずこんなもんで!
<あのバス>とか、もっと考えられるうるべきところはありますが保留です!
劇団キャラメルボックスの舞台、
脚本・演出:成井豊+真柴あずき『バイ・バイ・ブラックバード』
と同名であるから、なんか関連でもあるのかしらん、
といった不純な動機で買った本でしたが、陳腐な言葉で褒めると、おもしろかったです!!
ていうかキャラメルの劇は結局みれなかったんだよなあああああああ!!
見たかったなああああああああああ!!
コンセプトというかなんというか、寡聞にして存じておりませんでしたが、
『Bye Bye Blackbird』という歌が根底にある話だからこそ、
ほぼ同名タイトルとなったわけですね!
以下感想なのですが、3時間くらいかけて一通り読んだだけなので、
イマイチ読み込めてないです。けっこう見当ハズレな事をいうと思います。
各話に関連性のあるオムニバス形式となっております。
(なんかそれってオムニバスって言わない気がするのは禁句だ!)
やんごとなき理由でやんごとなき<あのバス>に乗って
どこか遠く、遠くへ行かねばならなくなった主人公が、
繭美という女性? の監視の下、最後に遣り残したこととして、
お付き合いをしていた5人の女性に別れを告げに行く、という話です。
4人目と5人目の話が、すごく”らしい”な、と思わされました。
全体的に、すごく映画らしい表現、シーンが作られているのも、
すごく伊坂氏らしいと思っています。
あ、でもこれを思ったのは3人目の話だから……、まあそういうことで。
確信を持って宣言できるようになったのは、4人目の話ですが。
繭美はすごく突飛で、とてつもなく暴虐的な人物です。
ですが、なぜだか繭美に対して、何か羨ましいような感情を抱きました。
不躾で下品で暴力的ですが、その憚らなさは、到底ボクには及ばない所のものです。
人生で1回でいいから、ああいう風になれたら小気味がいいと思います。
結局、ボク個人が繭美という登場人物に好意的な印象を抱いているからなのですが、
主人公:星野一彦の一人称”僕”語りで進むお話ですが、
最終的に描写されていたのは、繭美ではないかなあ、と思います。
主人公の語りだからこそ、客観的な繭美が描かれ、
主観的な繭美がひた隠されています。まあこれは一人称の特色ですよね。
まあとりあえずこんなもんで!
<あのバス>とか、もっと考えられるうるべきところはありますが保留です!
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