ポケモンカードに対するポケモンファン的アプローチ
2011年8月8日 ポケカ【こまごま】 コメント (3)・前書き
それがどんな界隈の話であろうと、新規参入者の確保というものは大抵重要でしょう。
ここポケカにおいても例外でなく、特に最近は、
ユーザー間で新規参入者に向けた取り組みなども多く見られるようになりました。
ですけれども、ぼくはそれらを見るたびに、感心やら尊敬やらとは別の感情を持ちます。
すなわち、「それは何か違うのではないだろうか」といった些細な違和感でした。
多くの人が賛同し、疑念を持たない以上、間違っているのはぼくのようです。
たとえそうであっても、そのわだかまりをなんとかしたかったのです。
そして、その原因を究明し、あわよくば、
なんとか新規参入者向けの新しい指針となれることを目指します。
・ポケモンカードに対する三つのアプローチ
さて、まずここにポケモンカードを始めてみようと思った人がいるとします。
それでは、彼ないし彼女はなぜポケモンカードを始めようと思ったのか、
その理由から探ることにしました。
そしてぼくは、ポケモンカードに対する3つのアプローチを見つけました。
・娯楽的アプローチ
恐らく、もっとも多いのではないかと思われるものです。
たとえば、ふとテレビコマーシャルで見て、店頭で見て、懐かしく感じ、
少しやってみるかとふと思い立ち、手を伸ばす、そういったものです。
子どもたちがはじめるポケカもこのカテゴリに分類してしかるべきでしょう。
もちろん、それに追随するカタチのお父さんがたもです。
他には、友人数人と悪ノリも含めて始めてみる、というのもここだと思います。
意味としては、遊びのひとつとして始めるポケモンカード、という面が大きいです。
遊びなのですから、他に目を惹くもの、もっとおもしろそうなものがあれば、
早々に見切りをつけ、そちらへ流れていきます。
株ポケが最重要視し、相当の力を入れているのも、
娯楽的アプローチによる新規参入者確保ではないでしょうか。
・トレーディングカードゲーム的アプローチ
トレーディングカードゲームのひとつとして、ポケカを選択する場合、
それはトレーディングカードゲーム的アプローチと呼んでしかるべきでしょう。
他にTCGをやっていたり、カードゲームをやろうと思って始める人たちです。
最近よく見かける、ゲーム勢からの移行、というのもこのカテゴリだと思います。
コレクション目当てのコレクターもここかな、と思います。
往々にして、ここに該当する方々は、勝利を目的とすることができる人たちです。
勝つために必要なことを、他の経験を応用したりして把握しており、
最も“プレイヤー”に近い人たちと言えるでしょう。
目的(勝利、収集、エトセトラ)を持ってポケカに臨む方々のカテゴリです。
ただし、この場合、ポケモンである必要性は薄く、
ポケカのゲーム性などの魅力が低く感じられれば、他へと移りがちかもしれません。
・ポケモンファン的アプローチ
ぼくが属するカテゴリ、それがポケモンファン的アプローチです。
恐らくこのブログを愛読してくださる方なら一発でわかりそうですね!
ここに属する人は、ポケモンが好きで好きでたまらない人たちです。
ポケモンを愛するため、ポケモンに接するため、そのためのツールとして、
ポケカを選び、始めた人たちのグループとなります。
ポケカをやる以上ポケモンが好き、というのは当然のことかもしれませんが、
その中でも、ポケモンをキャラクターとして愛でる人たちの場合はここに該当します。
このアプローチを取る人にとっては、ポケモンカードは手段のひとつに過ぎません。
ポケモンに接する何かもっと良い手があるのであれば、
また、ポケモンカードではポケモンを愛できれないと思えば、別の道を探します。
・現在の新規参入者に対するプレイヤー側誘導の問題点
ここまで、3つのアプローチを挙げました。
ベン図的に重なり合う場合ももちろんありますが、恐らく全ての新規参入者は、
このうちのどれかに属するはずです。
新規参入者を初心者に、ゆくゆくは初級者、中級者として定着すべく、
プレイヤーの皆様方は動いてらっしゃるのでしょう。
ここで、冒頭におけるぼくの疑問が顔を出します。
「それは、何か違うのではなかろうか」
つまり、プレイヤー側の誘導が、ポケモンファン的アプローチには適さない、
少なくともポケモンファン的アプローチをしたぼくにはふさわしいとは言えない、
ということを意味しているのでしょう。
もっと言ってしまえば、一般のプレイヤーには、
ポケモンファンを新たなプレイヤーに格上げすることはできない、のではないでしょうか。
恐らく、だけど確実に、ポケモンファン的アプローチを取る人は最も少ないはずです。
けれども、今ぼくがこうしてここにいてブログなんか書いているように、
ポケモンが好きで、ポケモンと関わりあいたいがために、
ポケモンカードを見出した人は、絶対にいます。少なくともここにいますから。
ぼくには人の気持ちを想像することなんてできませんが、
自分の気持ちを考えることはできます。
ですから、ニッチなニッチの例として、ぼくの気持ちを研究して、
さらにそこから、ポケモンファン的アプローチを取ったプレイヤーが新しく生まれたら、
それはすごく嬉しいことだと思います。
・続く
それがどんな界隈の話であろうと、新規参入者の確保というものは大抵重要でしょう。
ここポケカにおいても例外でなく、特に最近は、
ユーザー間で新規参入者に向けた取り組みなども多く見られるようになりました。
ですけれども、ぼくはそれらを見るたびに、感心やら尊敬やらとは別の感情を持ちます。
すなわち、「それは何か違うのではないだろうか」といった些細な違和感でした。
多くの人が賛同し、疑念を持たない以上、間違っているのはぼくのようです。
たとえそうであっても、そのわだかまりをなんとかしたかったのです。
そして、その原因を究明し、あわよくば、
なんとか新規参入者向けの新しい指針となれることを目指します。
・ポケモンカードに対する三つのアプローチ
さて、まずここにポケモンカードを始めてみようと思った人がいるとします。
それでは、彼ないし彼女はなぜポケモンカードを始めようと思ったのか、
その理由から探ることにしました。
そしてぼくは、ポケモンカードに対する3つのアプローチを見つけました。
・娯楽的アプローチ
恐らく、もっとも多いのではないかと思われるものです。
たとえば、ふとテレビコマーシャルで見て、店頭で見て、懐かしく感じ、
少しやってみるかとふと思い立ち、手を伸ばす、そういったものです。
子どもたちがはじめるポケカもこのカテゴリに分類してしかるべきでしょう。
もちろん、それに追随するカタチのお父さんがたもです。
他には、友人数人と悪ノリも含めて始めてみる、というのもここだと思います。
意味としては、遊びのひとつとして始めるポケモンカード、という面が大きいです。
遊びなのですから、他に目を惹くもの、もっとおもしろそうなものがあれば、
早々に見切りをつけ、そちらへ流れていきます。
株ポケが最重要視し、相当の力を入れているのも、
娯楽的アプローチによる新規参入者確保ではないでしょうか。
・トレーディングカードゲーム的アプローチ
トレーディングカードゲームのひとつとして、ポケカを選択する場合、
それはトレーディングカードゲーム的アプローチと呼んでしかるべきでしょう。
他にTCGをやっていたり、カードゲームをやろうと思って始める人たちです。
最近よく見かける、ゲーム勢からの移行、というのもこのカテゴリだと思います。
コレクション目当てのコレクターもここかな、と思います。
往々にして、ここに該当する方々は、勝利を目的とすることができる人たちです。
勝つために必要なことを、他の経験を応用したりして把握しており、
最も“プレイヤー”に近い人たちと言えるでしょう。
目的(勝利、収集、エトセトラ)を持ってポケカに臨む方々のカテゴリです。
ただし、この場合、ポケモンである必要性は薄く、
ポケカのゲーム性などの魅力が低く感じられれば、他へと移りがちかもしれません。
・ポケモンファン的アプローチ
ぼくが属するカテゴリ、それがポケモンファン的アプローチです。
恐らくこのブログを愛読してくださる方なら一発でわかりそうですね!
ここに属する人は、ポケモンが好きで好きでたまらない人たちです。
ポケモンを愛するため、ポケモンに接するため、そのためのツールとして、
ポケカを選び、始めた人たちのグループとなります。
ポケカをやる以上ポケモンが好き、というのは当然のことかもしれませんが、
その中でも、ポケモンをキャラクターとして愛でる人たちの場合はここに該当します。
このアプローチを取る人にとっては、ポケモンカードは手段のひとつに過ぎません。
ポケモンに接する何かもっと良い手があるのであれば、
また、ポケモンカードではポケモンを愛できれないと思えば、別の道を探します。
・現在の新規参入者に対するプレイヤー側誘導の問題点
ここまで、3つのアプローチを挙げました。
ベン図的に重なり合う場合ももちろんありますが、恐らく全ての新規参入者は、
このうちのどれかに属するはずです。
新規参入者を初心者に、ゆくゆくは初級者、中級者として定着すべく、
プレイヤーの皆様方は動いてらっしゃるのでしょう。
ここで、冒頭におけるぼくの疑問が顔を出します。
「それは、何か違うのではなかろうか」
つまり、プレイヤー側の誘導が、ポケモンファン的アプローチには適さない、
少なくともポケモンファン的アプローチをしたぼくにはふさわしいとは言えない、
ということを意味しているのでしょう。
もっと言ってしまえば、一般のプレイヤーには、
ポケモンファンを新たなプレイヤーに格上げすることはできない、のではないでしょうか。
恐らく、だけど確実に、ポケモンファン的アプローチを取る人は最も少ないはずです。
けれども、今ぼくがこうしてここにいてブログなんか書いているように、
ポケモンが好きで、ポケモンと関わりあいたいがために、
ポケモンカードを見出した人は、絶対にいます。少なくともここにいますから。
ぼくには人の気持ちを想像することなんてできませんが、
自分の気持ちを考えることはできます。
ですから、ニッチなニッチの例として、ぼくの気持ちを研究して、
さらにそこから、ポケモンファン的アプローチを取ったプレイヤーが新しく生まれたら、
それはすごく嬉しいことだと思います。
・続く
コメント
東京タワーの小学生リーグに初心者がいっぱいいるのを見て裾野の広さを実感しました。
ぼくが指す“ポケモンファン”は、もっとオタクなイメージです。
さすがにタイトルまで冠する以上、オタクなどあまり健全なイメージと遠い言葉は敬遠しておりましたが、わかりにくかったですね。
今の状況でポケモンに触れないまま生きていくことは困難です。やつら新聞のことわざコーナーにも出てきますし。
言ってしまえば、おっしゃる通り、みんながみんなポケモンファンなわけです。
どこで見たのかはわかりませんが、「子どもはみんなポケモンが大好き」という言葉を伺ったことがあります。言い得て妙だと思います。
ポケモンが好きであるのが当然のものならば、あえて言及する必要はありません。
そもそも、ポケモンカードなんてやってる時点でポケモンファンであるのは言い逃れできない事実たりえるでしょう。
その中でも、あえて“ポケモンファン”なんて表記したくなる方々をこの場ではポケモンファンとして扱っています。
東京タワー、親子バトルリーグにも、たくさんの参加者と行列を見ました。
ポケモンを愛する下地は大人にも子どもにも広く根付いていて、だからこそ、株ポケも重視しますし、第一の娯楽的アプローチが一番メジャーなものなのだと思っております。
今後の記事でもう少し掘り下げる予定ですので、そちらもご覧いただけると助かります。
楽しみにしてます。