・最終回
ずいぶん長らく間が空きましたが、ぼく流の初心者講座を記して、
この長期連載シリーズに幕を閉じたいと思います。


・M_A_Dawnの初心者講座
まず初心者・自称初心者のみなさんは、自分でデッキを組んで、
それで、ジムチャレに行ってみましょう。
好きなポケモンを好きなように好き好き使って、自分だけのオリジナルデッキ、
組んじゃってください。
どんな紙束でも構いませんし、うっかり優勝しちゃったりして!
なんて夢を見るのもまた一興ですが、とにかく組んで、行ってみましょう。
デッキが組めなーいっ! って場合は、ネット上の情報も参考にしてみてください。
個人的には、ダニエルさんとこの、
このへん(→http://daniel3go.diarynote.jp/201103241205337931/)とか
このへん(→http://daniel3go.diarynote.jp/201105232012424663/)とか、
とても素敵だと思いますし好みです。
ついでに、ptcgブログ「使えるカードが良いカード」
(→http://ptcg.creatures.co.jp/lesson/1516)も素敵だなあと思います。
必殺無断リンク。問題あったら消します……!
他にもいろいろありますが、大概がテクニックやらおもしろい動きやら、
初級者講座に近かったり、ちょっと情報が古かったりしちゃうと思ってます。
ただ、そんなにカードないよー! ってことがあると思います。
諦めて買ってください。もしくはがんばってトレードしてください。
トレードの弾は買ってください。
カードゲームはなんだかんだでお金がかかるものです。
がんばってアタマ凝らしていろいろ代用するのもオツなものですよ。

ジムチャレってちょっとハードル高い……! と思ってしまう方も多いと思います。
たぶんそのハードルの高さは、
1.“カードゲームのお店”に感じるマニア感
2.“ポケモン”に感じる客層
3.“初心者”であることに対する劣等感
そのあたりからくるものだと思います。

1つ目、確かにカードゲームのお店っていわれてしまうと、
薄暗かったりなんかネチネチした男性がひしめいてそうだったり、
少し行きがたいものを感じなくもないです。
ですが、最近はわりときれいで明るいお店も多いのではないでしょうか。
具体例を挙げます。

ぼくがよく使わせてもらうブックセンターいとう立川羽衣店、とても良いお店です。
まず何よりも明るいです。薄暗いお店にはなんだかんだで抵抗が湧くというもの。
やっぱりなんだかちょっぴり怖いし。
心配することはありません、ブックセンターは明るいお店です。いろいろと。
ブックセンターいとう自体が多摩地区の中古本チェーンストアでありますから、
入ったところで、カードゲームという印象はそうそう持たれないでしょう。
中古本とか漁りにきた程度にしか見られないと思います。
恥ずかしくても、堂々と入ることができます。
もうひとつ、お店がすごくわかりやすいです。
雑居ビルとかの上の方にぽつーん、とかじゃなくて、
道路沿いにででーん! とあります。迷う必要がほぼ皆無です。
地図見て行けば絶対にわかります。

もうひとつ、フルコンプ立川店。こちらもきれいなお店だと思います。
お店が明るいのはやっぱり重要です。こちらも明るい店舗だと思います。
若めのスタッフが多めであることもなんとなくとっつきづらさがなくなる気がします。
制服もやっぱりきれいな感じですし。
何よりも大きいのは、ポケモンカードがシングル販売されていることでしょう。
トレーナーズからBWのCやUC、Rまでも結構揃ってますので、
資産に不安がある場合は相当に助けとなってくれそうです。

ベタ褒めしても気持ち悪いので、それぞれ短所も挙げておきます。
ブックセンターいとうは入りやすい大きなお店で、
デュエルスペースに利用料金もかかりません(かかるところは案外あります)。
その分、小中高生が多い、というのがそのままデメリットにつながると思います。
そうそう簡単にあることではないのですが、
ぼく自身も「ポケモンとか(笑)」とバカにされたことが何度もあります。
何度も何度もあります。そうそうあることでこそないんですけど。少なからず。
そういった意味で、煽り耐性のない方は行かないほうが無難かもしれません。
心配するほどでもないんですけど。
フルコンプ立川店は、立地の問題だと思います。
雑居ビルの2階3階はちょっとやっぱり入りづらい面もあります。
また、お金がかかるもの少しつらいところです。
初回は会員カードのために100円だかそれくらい、
以降もジムチャレに参加費200円がかかりますので、
そんなお金払うくらいならパック買っといたほうが楽しい、という面もあるでしょう。
たかが200円とはいいますが、回数重ねると、ねえ?

とにかく、最近はわりと行きやすい入りやすい親しみやすいお店だって、
あるんじゃないですか?

2つ目、ポケモンっていうと、やっぱり子どものものだと思う方は多いでしょう。
ジムチャレ行ってみて、ジュニアの子たちばっかりで浮いちゃわないかな……!
不安にもなりましょう。
残念ながら、喜ばしいことに、大きなお友達もそれなりにいます。
素敵なオジサマ方もたくさんいらっしゃいます。もちろん子どももいます。
みんなポケモンが大好きです。ポケモン好きなあなたの強い味方になってくれます。
親御さんからすれば、オタクっぽい人が集まってそうな場所に子どもを遣るのは、
すごく不安でしょうが、ポケモンは腐ってもポケモン、
たくさんの親子プレイヤー、親子派生オヤジプレイヤー、
そして、昔ポケモンが大好きな子どもだった、
今もポケモンが大好きな大人のプレイヤーがたくさんいます。
年代が近い子もいるでしょうから、そこまで不安がる必要はないと思います。


3つ目、初心者なのが嫌なら、逆に初心者だって先に言っちゃいましょう。
先手を打ちます。「最近はじめたんです(だから弱くても許しちょーよ)」
初心者だってことがわかれば、相手もいろいろ教えてくれると思います。
初心者であることは恥じることではなく、
むしろそのまま武器に転じれるとも思います。
公式大会期間中であればまあ、迷惑がられることも多少無きにしもあらずでしょうが、
幸か不幸か、日本は現在オフシーズンですので、まあ問題はないでしょう。



とにかく、ジムチャレに行ってみましょう。
勝っても勝たなくてもいいし、ぶっちゃけ、恐らくぼろ負けると思います。
そもそも参加者が自分一人なれば、それはちょっとだけ泣いていいです。
勝敗は問題ではありません。
大事なのはここからで、対戦相手には絶対に話しかけてください。
対戦が始まる前が一番いいと思います。
「最近始めたんです」「ジムチャレはじめてなんです」なんでもいいです。
とにかく初心者だってことを主張してみてください。
理由はとりあえず二つあります。

一つ目、初心者の最大の壁は“カードに対する知識の少なさ”です。
相手が経験者の場合、あなたの知らないカードをたくさん使ってくるはずです。
そういうとき、適当になあなあに過ごされては絶対にいけません!!
相手に嫌な顔されようがなんだろうが、必ずテキストを見せてもらってください!
毎回毎回テキストチェックすれば、ゲームが多少遅くなりますし、
少なからず嫌な顔をする人が多いでしょう。
そんなとき「初心者だからごめんね!」という免罪符を先に立てておきます。
カードを知らないのは、初心者だから仕方ないんです。
だけども、できるだけ急いでくださいね。(制限時間だってあるんです!)

二つ目、身近なプレイヤーほどあなたの助けになってくれる人はいないからです。
どんなネットの知識よりも、直に触れ合うプレイヤーのほうが、
必ずあなたの良き味方となってくれましょう。



さらにそこから、相手の反応を伺います。
まず、たまにありますが、嫌な顔された場合、もっと嫌な顔してやりましょう。
もうそれ以上関わる必要はありません。適当に会話も打ち切っちゃってください。
ジムチャレの対戦は、わりと複数回あるはずです。
次の機会に賭けてください。次の対戦相手にまた同じよう話しかけてみましょう。


わりとノリノリになってくれた場合、そのまま会話を継続してください。

オススメなのは好きなポケモンの話題です。
「○○が好きなんですよー。だから今日も○○でデッキ組んでみたんですよー」
までは言っちゃっていいと思います。
たぶん相手は恐らく○○を強いと言ってくれるでしょうが
(さすがにコジョンドとかだとちょっと微妙ですけど)、大抵はお世辞です。
鵜呑みにしないように。
相手の好きなもん否定すんのは面倒くさいんで、とりあえずで褒めてるだけです。

そこで、もしかしたら、相手が「こういうのはどうですか?」と、
今強いポケモンについて紹介してくれるかもしれません。
しないようでしたら、「強いポケモンってなんなんですか?」と聞いてみてください。
たぶんゼクロムかレシラムって返ってきますが、
9月のBW3でまた大きく変わるからわかりません、とも言われると思います。
強いポケモンのデッキはすなわち多くの人が使っているデッキ、ということです。
すなわち、あなたの好きなポケモンで戦うときの、最大の壁となります。
敵を倒すためには、敵の情報が必要です。
いろいろ聞いてみるといいでしょう。

もうひとつ、自分の好きなポケモンについても話してみてください。
「他にも、××やら△△とか□□も好きなんです」
好きなポケモンは絶対絶対にこいつ一匹! 他はゴミ! ポケモンじゃないね!
って方は諦め推奨です。
相手がポケモンカードプレイヤーである以上、
××△△□□のカードのデータを提供してくれましょう。
テキストとして書いてあることではなく、“戦えるポケモンなのか否か”、
“サポートで活躍できるデッキなのか否か”、“コレクションで楽しむべきか否か”、
“メインとなりうるか”、“有用なタッチパーツか”、“見てて楽しいか”、
などなど、いろいろ教えてくれること請け合いです。

とにかく、対戦相手とたくさんお話してください!
いろいろおしゃべりして、ゼヒトモ仲良くなってください!!

また、“自分初心者なんだよアピール”をしていますと、
どこからともなく寄ってくる人もいると思います。
そういう人ともたくさん交流しましょう。
そういう人とこそたくさん交流しましょう!
(シャークトレードにはお気をつけて)



もしもたくさんの対戦ができて、
もしもたくさんの人と出会えて、
もしもたくさんのおしゃべりができて、
もしもたくさんのことを教えてもらえたなら、
あなたは、とてもツイていたといえるでしょう。
現実にはそうでないこともたくさんあります。
いろいろいろいろ楽しかったのであれば、ぜひまたジムチャレに参加してください。
デッキもいじって、新しくして参戦してください。
そこでまた、いろいろ交流した人とも交流して、してない人とも交流して、
そうしていろんな人と仲良くできたら、
それこそがポケカだけでなくさまざまなものの醍醐味で、
きっと、ポケカが好きになれるはずです。


好きになって、勝ちたくなったら、今までにであった人にまた聞いてください。
絶対に多くのことを教えてくれるはずです。
あなたより経験豊富な“プレイヤー”なのですから、あなたより詳しいはずです。
そういう“プレイヤー”の方々の知識を少しずつ吸収して、
たくさん楽しいことをしましょう。

ぼくは、いろんな初心者のみなさんに会えて、そこで仲良くなれると、
すごくすごくうれしいです。













・まとめ(今を生きるプレイヤーの皆様方へ)
初心者に向かってありがちなセリフは、
「今はXXXXXのポケモンが強い」だと思います。
だからこそ、そのXXXXXのデッキを紹介してみたり、実際に貸し出してみたり、
そういう行動は、きわめて自然な“初心者講座”だといえるでしょう。

けれども、ぼくはそれに疑問を禁じえませんでした。
理由は簡単で、“そのXXXXXはその初心者の好きなポケモンでないから”でした。
ぼくがポケカをはじめた理由は、“オーダイルが好きだったから”のひとつです。
そこで、ガブレンカイゲンを紹介され貸し出されても、
ポケカの魅力なんて感じることは一切ありません。
初心者は初心者だからこそ、“好きなポケモンを使う”必要があると思ってました。

けれども、世間的にはそう思っていないだろう方の多いこと多いこと。
ぼくは、根本的に人の気持ちを想像できないので、
ぼくのきもちが一般だと思ってしまう癖があります。
だからこそ、とても不思議で仕方がありませんでした。

理由を探るうちに、“ポケモンカードを始めるワケ”、
そして“初心者講座と初級者講座”という二つに行きついたのです。
きっと他にもぼくのような初心者がいて、
そういう初心者を、いわば思想的“仲間”が、ぼくは欲しかった。
だからここでそれを公開し、ぼくの考え方、
すなわち“プレイヤーとポケモンファンの狭間に位置する考え”について、
“プレイヤー”の方々どう思われるのか、知りたかったのです。
そうして、“ポケモンファン”の初心者も、少しだけ大切にしてほしいと思いました。

ぼくは、初心者にかけるべきセリフは、
「好きなポケモンを教えてください」だと思ってます。信じてます。
そして、相手が挙げる中から、戦えそうなポケモンをピックアップして、
教えてあげるべきだと思ってます。どうやって戦ったらいいのか、も。
ポケモンファンは一種を愛しても、それでもやっぱりポケモン全体が好きです。
だから、その一種じゃなくても、好きなポケモンはたくさんいて、
その中に多少なりともまともに戦える子はいるはずだと思うんです。

結局、ぼくがやりたかったのは、ぼくについて知ってほしかっただけなのかも。
だから、こんな初心者講座モドキに落ち着いてしまったのかもしれません。

長くなりました。最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。





・目次
1.ポケモンカードに対するポケモンファン的アプローチ
 →http://window.diarynote.jp/201108082231223796/
2.ポケモンファンがとったポケカへのアプローチ例
 →http://window.diarynote.jp/201108092300068651/
3.初心者と初級者
 →http://window.diarynote.jp/201108122239503410/
4.三種のアプローチと初心者講座
 →http://window.diarynote.jp/201108152352389075/
5.M_A_Dawnの初心者講座
 →http://window.diarynote.jp/201108302313012017/

コメント

そーと
2011年8月31日0:11

初めまして。滋賀でポケカをしている中学生です。
今までも時々読ませていただいていました。

今日、この記事を読んですごく感動しました。

*リンクいただきます。よろしくお願いします。

M_A_Dawn
2011年8月31日0:26

はじめまして。見ていただいていたようで恐縮です。
感動、とまで言われてしまうとやっぱりちょっと身に余る思いです。わりと内容なんてほとんどありません。
けれども、何か感じるものがあったようでしたら、やっぱりそれはすごくうれしいですね!

リンクありがとうございます! こちらからもお返しします。
よろしくおねがいします。

スニャ!?
2011年8月31日2:23

今は"プレイヤー"となっている自分が、元々は"ポケモンファン"から入ったことを思い出しました。
読ませて頂いて、双方の思惑というか気持ちがどちらも分かり、これから初心者にアドバイスするときに気をつけていこうと思いました。
私は、勝てばもちろん楽しいですが、好きなポケモンが活躍出来れば、勝敗がどちらであっても楽しいと思っています。
活躍出来るデッキ構築とプレイングを自分は考え、それを初心者に伝えることが大事かなと思いました。

M_A_Dawn
2011年8月31日10:41

ぼくも最近プレイヤーにかぶれてきましたが、やっぱり根本はポケモンファンでした。
たぶん、ぼくのようにポケモンを好きな人はあまりポケカプレイヤーの界隈にはいないように感じます
(ポケモンファンっていうか完全にポケモンオタクなので)。
だからこそ、その両方の目を持てる人はぼくぐらいだろうと思いましたし、両方の視点から見て思うこと、ということで今回この記事群を書かせていただきました。
両方の視点をご理解いただけて、本当にうれしいです。

プレイヤーの目線と初心者の目線の間には確実に大きな隔たりがありますが、より初心者に心理として近いポケモンファンの目線の初心者講座はいままでに例がありませんでした。
初心者がポケカに定着する理由は、“勝てるようになる”だと思われがちですが、ぼくは“楽しいと思える”が一番だと思います。
楽しめる、という観点ではやっぱり、おっしゃる通りの“好きなポケモンが活躍できる”と“いろんな人と出会い、仲良くなれる”の2点が最大であると考えます。
ですから、その点を強調するような“初心者講座”をやりたいと思いました。

キルミーあかさき
2011年8月31日20:43

はじめまして、滋賀でポケカをしているおトンといいます。
前々からこちらのブログは拝見させていただいておりましたが、今回の記事は今後初級者と触れていくうえでとてもためになるものとなりました。

滋賀で自主チャレを開催しているのですが、そこに初心者の小学生の子が最近遊びに来てくれています。
その子の問題としては、やはり「カード資産」という問題がやはり離れません。
普通の大人、もしくはメタいデッキに日ごろからもまれているガチ小学生相手に、彼のデッキは最初はサポーターがほとんど入ってないデッキで参戦しておりました。
結果はいわずもがなです。
それでもその子は「勝ちたい」という意識があって向上心があったみたいなので、デッキ構築を見てあげました。
それによりデッキは改善はされましたが、やはり子供単なので、新理論やポケオタなどのサポーターをそろえる資産はありません。
まあ僕らがいろいろと提供して今はまあぼちぼちなデッキにはなりましたが。


そういった意味でも、10月(でしたっけ?)の構築済みはサポーターにも期待したいです。
チェレンやベル以外にも、強いサポーターが入った構築済みが出ると、かなり初級者と中級者の溝は結構埋まると思います。

リンクいただきます、、

M_A_Dawn
2011年8月31日22:01

コメントありがとうございます。参考になれば幸いです。

ただ、最初から「勝ちたい」と思えるような子を対象にするのであれば、ぼくの考え方だとちょっと合わないと思います。
比喩としてすごくセンスもデリカシーもなくて申し訳ないのですが、飢えた子どもたちにペンとノートを贈るようなものです。
贈るのであればやはりパンと薬であるべきだと思います。
ポケカをはじめる→勝ちたいと思う→楽しく思える、という順序ではなく、
ポケカをはじめる→楽しく思える→勝ちたいと思う、という方向で進めるための発想でした。

カード資産に感してですが、少し思い出したことを加えて、別途記事に著してみます。

リンクもありがとうございます!
こちらからもリンクさせていただきますね。よろしくお願いします。

タイプライター片柿
2011年8月31日22:46

僕も好きなポケモンがBWに居たから、BWからポケモンカードを本格的にやり始めたんでした。
でも気づいてみるとそのポケモンとは違って強いポケモンやしっかりしたロジックのあるポケモンのカードばかりがデッキに入ってきました。
それはそういうポケモンを使ってないと勝てないから、環境に引きずられた感じでカードを選んでいったからですけど、
BWから始めたのにLEGENDのカード(トレーナーズとかも)を集めざるを得ないような感じになって、
自分がやりたかったポケモンカードってここまで大変なものじゃなかったはずなのにな、みたいに最近思うこともあります。
なので過去のカードを追うのは控えて、今あるカードと新しく出たカードでデッキを組むようにしてます。

勝ちたいから、というので強いカードを集める(特にシングル買い)ようになると、それはもう競技のようなものになってしまって、
本当に楽しんでるのと違うんじゃないか、と思ったんです。
勝ちたいと思う、ということになった段階でも、あくまで楽しく思える心構えは忘れないで、というのが持論です。
なので僕は独特な構築を支持していますし、目指しています。

カードが足りてなくて頑張って別のカードで代用しようとしてるデッキや勝てないだろというようなデッキも、鼻で笑ったりせず、温かい目でみてあげて欲しいと思っています。
その人がデッキを組むモチベーションも保てますし、そうしたらまた面白いデッキが生まれるかも知れませんからね。



コジョンド…(´;ω;`)ウッ

ダニエル・カムチャッカインフェルノ
2011年8月31日23:19

まぁ、こんな素敵な記事に
素敵なデッキの作り方でこんな赤いおいちゃんの記事を推薦だなんて照れちゃうざますw

好きなポケモン=強いポケモンである場合が極端に少ないのがポケモンカードではあるんで、なかなか難しいところ。

M_A_Dawn
2011年8月31日23:48

>>タイプライター片柿さん
そういう感じで幅広く楽しめるのも良いところだと思います!
既存の“初心者講座”は、大概が先にアーキタイプを説明するところからはじまりますので、自由なデッキ構築、自由な楽しみを潰しがちだというのが問題だったとも思っております。
ただ、ポケモンカードだけでなく、カードゲーム全般において、カード資産の収集の問題は常に付きまといます、とだけは。値段的にはポケモンカードはすごく親切な部類です。シングル販売の面ではだいぶ遅れをとっていますけれども。

あとは、苦言を呈するようですが、そういう自由な楽しみをされる方に限って、既存のプレイヤーを迫害しにかかるあたりがぼくは最高に不愉快です。
ぼくもプレイヤーでこそありますが、プレイヤーを逸脱する部分もあり、その両方の気持ちは理解しているつもりです。
強さを求めることが楽しさを追い求めることに比べて劣っていて、強さだけでなく楽しみを求める自分こそが正しいとして、プレイヤーを攻撃する人をぼくは多く見てきました。
けれども、強さを求めることだって、楽しみを見つめて強さを求めているのです。結局、どちらも求める先は“楽しいこと”であり、どちらが優れているだとかそんなこと全くなく、みんな同類なんです。むしろポケモンを愛する仲間であるとも言えましょう。
勝負の世界はシビアですが、努力、挫折、駆け引き、思考、策略、挑戦、それから勝利と敗北、それらもとても素晴らしく楽しいものであります。ポケカ以外での勝負ごとに関しましても、真剣勝負自体はとても“楽しい”ものであります。

ファンの攻撃が先か、プレイヤーの攻撃が先か、そんなものはしょせん水掛け論であり、結論なんて出ず、ただひたすらに泥沼の争いが続くだけで不毛です。


>>ダニエルさん
好きなポケモン=強いポケモンであることは少ないですが、好きなポケモンは一匹ではないはずだと信じてます。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、じゃないですが、その中には多少まともに運用できるものもあるはずだと信じてます。

……そういう意味で、ただのバニラ同然のカード群はまったくおもしろくないんですけどね。

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