ちょっと思い出し話をします。こんばんは。


あ、ちなみにうちの近所ではエルフーンとゴチミルが溢れ返ってましたね!
ゴチミルなんて、前は探せども探せどもどこにもなかったのに……ちくしょう。
いくらかドレディアもありましたが、ぶっちゃけぼくは自分用は確保済みでしたキリッ





さて、当時はポケモンキッズスペシャルが売り出されて間もなくでした。
ぼくもポケカーとして例外でなく、それらを求めてうろうろさまよっていたわけです。

とにかく、その時は枚数確保する中では、どうしてもゴチミルだけ集まりませんでした。
そんな中、たまたま授業がなかった平日の真昼間から歩き回り、
なんとか近所のヨーカドーでポケモンキッズの山を見つけたのです!

そこは、おもちゃ売り場の食玩コーナーでした。
ふらふらと誘蛾灯に誘われる羽虫のように、ぼくは棚に歩み寄りました。
棚の下段低くに置かれたそれらを選ぼうと、しゃがみこんだときのことです。


小さな男の子がとてとてと歩いてやってきました。
そしてぼくを一瞥することもなく、ぼくの隣に立ちます。
「うーん、どれがいいかなー」と彼は特撮の食玩を手に取り、悩み始めました。
おいポケカやろうぜ! と一瞬思いましたが、ぐっと心の中にしまいこみます。

ほどなくして、彼の母親がやってきました。
少年の後ろ、棚のそばまで歩み寄るところは同じくしていましたが、
明らかに異なるところはぼくを見やったことでした。


しゃがみこんでポケモンキッズを漁るぼく。
右手に握るゴチミル3箱。
念願のゴチミルににへらにへらと笑うぼく。



そっと振り返るぼく。お母さんが立ってぼくを見下ろしていました。

うっかり目が合う二人。ほんのちょっとだけ会釈。

奥さまがぼくの後ろに立ち、罵るような目でぼくを見下してそこにいて――――







男の子はとても楽しそうにおもちゃを選んでいました。
そんな十月、平日の昼下がり。

コメント

ちずきごう
2011年11月7日22:13

同じような状況でも、ニコッと微笑むと全てがわかりあえる。
相手が微笑み返してくれる。

これがオヤジの特権かなw

M_A_Dawn
2011年11月7日22:18

心の中では、幼い妹へのおみやげという設定でした!
でしたが……、それを公表する機会がありませんでした……。
実在する妹も存在しないのですけれど。

ななはち
2011年11月7日22:24

リアルに子どもがいるのに、空想上の子どもを設定する身になってみろ!(逆切れ)

近くに母子連れがいると、「あっ、これ(子どもが)好きかなぁ」とか呟いちゃうんだぜw
(´・ω・`)ショボーン

M_A_Dawn
2011年11月7日22:26

上には上が……! お見それしましたァ――――!!

あれ、上? えーと、……上?

けいりょう(KR)
2011年11月7日22:29

僕は今日スーパーでポケモンキッズ漁ってたら
隣のお子様から 「これすごいんだよー!」って
オーズだか何だかの食玩見せられてましたww

同じレベルの人間ですね、間違いなくww

ちなみにエルフーンでいっぱいでした(笑

M_A_Dawn
2011年11月7日22:36

仲良くなれるものなら……! なりたかった……!

ただ、そこが平日昼間で、食玩売り場にしゃがみ込む青年で、しかも少女型ポケモン3箱を手にへらへらにやけている、という事実を鑑みると、仲良くなればなるほど間違いなく通報ルートでした。ならなくてよかった!

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