我が身朽ちれども敵を刺す
2011年11月29日 ポケカ【こまごま】 コメント (3)久々のルール記事です。こんばんは。
健全なポケカライフをお送りの皆様方には、お互いのポケモンが同時にきぜつした、
という経験があると思います。
一番わかりやすいもので言えば、反動ダメージのあるワザがその要因でしょうし、
お互いのポケモンにダメージを与えるあくのおたけびも、そういったケースを呼びます。
レギュレーションを殿堂ルールまで拡げてみますと、
PB・アイアンシェル、PP・しのせんこく、変わり種ではPB・グラビテーションもありますね。
その中でも、最近良く見られるだろうものに、ゴツゴツメットが挙げられるでしょう。
特性・さめはだや特性・ストライクバックも同様です。
たとえば、自分のバトル場にはゼブライカ(BW3)がいて、
相手のバトル場にはゴツゴツメットのついたクリムガンがいるとします。
ゼブライカが相手の番にワザ・わしづかみを受けていると残りHPは30です。
攻撃してしまえば自分のゼブライカもきぜつしてしまいます。
けれどもにげることは叶いません。
なかなかに頭を悩ますシチュエーションかと思います。
それでは、ゴツゴツメットでお互いのポケモンがきぜつしてしまう、というのは、
いったいどういうメカニズムなのでしょうか。
今回見ていただきたいのはPokemon Card Game Official Rule Ver.5.2ではなくて、
ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト内、あそびかたページです。
そこからさらに、バトルのくわしい遊びかた、遊びかたのヒント、
ワザのダメージや効果の順番、と追ってください。
そこに、以下の記述があります。
1.使うワザを決めて相手プレイヤーに伝える。
2.そのワザにダメージがあればダメージ計算を行い、最終的なダメージを与える。
3.ワザにダメージ以外の効果があればそれに従う。
4.相手のポケモンにダメージや効果に反応して働く効果があればそれに従う。
5.HPは0以下になったポケモンをきぜつさせる。
6.自分の番が終わる。
ゴツゴツメットの効果処理を行うタイミングは、4番となります。
さめはだやストライクバックに関しても同様です。
他にも、特性・なめらかコートが働くタイミングもここになります。
ですので、たとえばジバコイルGRのロストバーンをチラチーノ(BW3)に使った時、
エネルギーをロストゾーンに送ってダメージ計算を確定させたのち(上記2番)、
特性・なめらかコートが働き、その効果でコインを投げます(上記4番)。
ちなみに、この「対象のポケモンにかかっている効果処理を行うタイミング」に関しては、
Pokemon Card Game Official Rule Ver.5.2には基本的に書いてありません!!
恐らく、公式ホームページでしか確認できないかと思われます。
ですから厳密にはルールじゃない、って言われたらぶっちゃけそれまでかもしれませんね。
また、余談でこそありますが、アイアンブレイクやぜったいれいどの効果、
すなわち「ワザが使えない」という状況は、1番が“行えない”ということになります。
こんらん状態のポケモンや、えんまくなどワザの成否判定が必要となる場合、
1番と2番の間にワザの成否チェックのフェイズが入ります。
デュアルスプラッシュ等、ワザのダメージを与える対象を指定する必要があるときや、
ようがんりゅうなど、ダメージが計算によって変動するワザを使うのであれば、
コインを投げて成否判定を行ってから、ワザのダメージ計算・対象指定に入ります。
このあたりはPokemon Card Game Official Rule Ver.5.2を参照してください!
それでは本題に戻ります。ゴツゴツメットでお互いのバトルポケモンがきぜつした際、
それはポケモンが同時にきぜつした、として処理されます。
これはPokemon Card Game Official Rule Ver.5.2、P32に記載されています。
つまり、サイドカードを取るタイミングはまったくの同時、となります。
となると少し困った問題が浮き上がってきます。
同時のきぜつでもって、お互いのプレイヤーが同時に勝利条件を満たしてしまうと、
どのように処理すればよいのでしょうか。
まず、ポケモンカードにおける勝ち負けの決定は、以下の要素でもってなされます。
・サイドカードをすべて取り終えたか否か
・バトル場にポケモンがいるか否か
・自分の番の最初に山札が引けるか否か
ロストワールドによる勝利はカード効果による勝利ですので、
勝ち負けの判定によって勝利が決まったわけではない、ようです。
大人の事情とかは関係ないはずです! 関係ない関係ない! そんなの全然なーいい!!
勝利要素のうち、ポケモンのきぜつが関係するものは、
「サイドカード」と「バトル場のポケモン」の2つです。
その二つに絞ってみると、お互いのプレイヤーが同時に勝利条件を満たす組み合わせは、
1.自分がサイドカードをすべて取り、相手がサイドカードをすべて取る。
2.自分がサイドカードをすべて取り、自分のバトル場にポケモンがいない。
3.相手のバトル場にポケモンがおらず、相手がサイドカードをすべて取る。
4.相手のバトル場にポケモンがおらず、自分のバトルばにポケモンがいない。
5.自分がサイドカードをすべて取りかつ相手のバトル場にポケモンがおらず、
相手がサイドカードをすべて取る。
6.自分がサイドカードをすべて取りかつ相手バトル場にポケモンがおらず、
自分のバトル場にもポケモンがいない。
7.自分がサイドカードをすべて取り、
相手がサイドカードをすべて取りかつ自分のバトル場にポケモンがいない。
8.相手のバトル場にポケモンがおらず、
相手がサイドカードをすべて取りかつ自分のバトル場にポケモンがいない。
9.自分がサイドカードをすべて取りかつ相手のバトル場にポケモンがおらず、
相手がサイドカードをすべて取りかつ自分のバトル場にポケモンがいない。
以上の9通りになります。別に読んで全部理解する必要はありません!
重要なのは、「どちらがどれだけの勝利条件を満たしたか」ということです。
そして、満たした勝利条件を比べて、多い方が勝利することになります。
勝利条件それぞれに優劣はなく、単純に量で比べることになります。
1~4の場合、お互いのプレイヤーが満たした勝利条件はそれぞれ1ずつです。
5,6の場合、自分の満たした勝利条件が2、相手が満たした勝利条件が1です。
7,8の場合、自分の満たした勝利条件が1、相手が満たした勝利条件が2です。
9の場合、お互いのプレイヤーが満たした勝利条件はそれぞれ2です。
つまり、5,6では自分の勝ち、7,8では相手の勝ちになります。
1~4,9の時は同数、なので引き分け、……と言いたいところですが、
ポケモンカードにはルール上引き分けの前に行うことがあります。
それが「サドン・デス」です。
ですので、このような時は延長戦、サドンデスに入って、勝敗を決定します。
せっかくなのでサドンデスの手順についても、
Pokemon Card Game Official Rule Ver.5.2から引用しておきます。
1.「サドン・デス」になったら対戦をすべて最初からやり直します。
2.「サドン・デス」で対戦をやり直す場合、サイドは1枚しか置きません。
3.「サドン・デス」で対戦をやり直す場合、先にサイドを取ったプレイヤーが勝ちになります。
はい、というわけで、今日の話題は「ワザの処理」と「勝敗の決定」でしたー!
まあ、ぼくもサドン・デスとかしたことないんですけどね!
大体引き分けで終わらせちゃうんですけどね!
その程度のレベルの人が書いてる記事なんであんまり真剣に見ないでくださいね。
実際に公式大会に行った時は必要になるやもしれませんので、
心の隅にでも留めておいてくだされば、いつか役に立つかもしれませんよ。
ていうかオフィシャルルールなのにオフィシャルルールに記載されてないことがある、
ってそれどーゆーことなんでしょーか!
ルールすら頼りにならないならルール解説とかもう二度としないよ!
健全なポケカライフをお送りの皆様方には、お互いのポケモンが同時にきぜつした、
という経験があると思います。
一番わかりやすいもので言えば、反動ダメージのあるワザがその要因でしょうし、
お互いのポケモンにダメージを与えるあくのおたけびも、そういったケースを呼びます。
レギュレーションを殿堂ルールまで拡げてみますと、
PB・アイアンシェル、PP・しのせんこく、変わり種ではPB・グラビテーションもありますね。
その中でも、最近良く見られるだろうものに、ゴツゴツメットが挙げられるでしょう。
特性・さめはだや特性・ストライクバックも同様です。
たとえば、自分のバトル場にはゼブライカ(BW3)がいて、
相手のバトル場にはゴツゴツメットのついたクリムガンがいるとします。
ゼブライカが相手の番にワザ・わしづかみを受けていると残りHPは30です。
攻撃してしまえば自分のゼブライカもきぜつしてしまいます。
けれどもにげることは叶いません。
なかなかに頭を悩ますシチュエーションかと思います。
それでは、ゴツゴツメットでお互いのポケモンがきぜつしてしまう、というのは、
いったいどういうメカニズムなのでしょうか。
今回見ていただきたいのはPokemon Card Game Official Rule Ver.5.2ではなくて、
ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト内、あそびかたページです。
そこからさらに、バトルのくわしい遊びかた、遊びかたのヒント、
ワザのダメージや効果の順番、と追ってください。
そこに、以下の記述があります。
1.使うワザを決めて相手プレイヤーに伝える。
2.そのワザにダメージがあればダメージ計算を行い、最終的なダメージを与える。
3.ワザにダメージ以外の効果があればそれに従う。
4.相手のポケモンにダメージや効果に反応して働く効果があればそれに従う。
5.HPは0以下になったポケモンをきぜつさせる。
6.自分の番が終わる。
ゴツゴツメットの効果処理を行うタイミングは、4番となります。
さめはだやストライクバックに関しても同様です。
他にも、特性・なめらかコートが働くタイミングもここになります。
ですので、たとえばジバコイルGRのロストバーンをチラチーノ(BW3)に使った時、
エネルギーをロストゾーンに送ってダメージ計算を確定させたのち(上記2番)、
特性・なめらかコートが働き、その効果でコインを投げます(上記4番)。
ちなみに、この「対象のポケモンにかかっている効果処理を行うタイミング」に関しては、
Pokemon Card Game Official Rule Ver.5.2には基本的に書いてありません!!
恐らく、公式ホームページでしか確認できないかと思われます。
ですから厳密にはルールじゃない、って言われたらぶっちゃけそれまでかもしれませんね。
また、余談でこそありますが、アイアンブレイクやぜったいれいどの効果、
すなわち「ワザが使えない」という状況は、1番が“行えない”ということになります。
こんらん状態のポケモンや、えんまくなどワザの成否判定が必要となる場合、
1番と2番の間にワザの成否チェックのフェイズが入ります。
デュアルスプラッシュ等、ワザのダメージを与える対象を指定する必要があるときや、
ようがんりゅうなど、ダメージが計算によって変動するワザを使うのであれば、
コインを投げて成否判定を行ってから、ワザのダメージ計算・対象指定に入ります。
このあたりはPokemon Card Game Official Rule Ver.5.2を参照してください!
それでは本題に戻ります。ゴツゴツメットでお互いのバトルポケモンがきぜつした際、
それはポケモンが同時にきぜつした、として処理されます。
これはPokemon Card Game Official Rule Ver.5.2、P32に記載されています。
つまり、サイドカードを取るタイミングはまったくの同時、となります。
となると少し困った問題が浮き上がってきます。
同時のきぜつでもって、お互いのプレイヤーが同時に勝利条件を満たしてしまうと、
どのように処理すればよいのでしょうか。
まず、ポケモンカードにおける勝ち負けの決定は、以下の要素でもってなされます。
・サイドカードをすべて取り終えたか否か
・バトル場にポケモンがいるか否か
・自分の番の最初に山札が引けるか否か
ロストワールドによる勝利はカード効果による勝利ですので、
勝ち負けの判定によって勝利が決まったわけではない、ようです。
大人の事情とかは関係ないはずです! 関係ない関係ない! そんなの全然なーいい!!
勝利要素のうち、ポケモンのきぜつが関係するものは、
「サイドカード」と「バトル場のポケモン」の2つです。
その二つに絞ってみると、お互いのプレイヤーが同時に勝利条件を満たす組み合わせは、
1.自分がサイドカードをすべて取り、相手がサイドカードをすべて取る。
2.自分がサイドカードをすべて取り、自分のバトル場にポケモンがいない。
3.相手のバトル場にポケモンがおらず、相手がサイドカードをすべて取る。
4.相手のバトル場にポケモンがおらず、自分のバトルばにポケモンがいない。
5.自分がサイドカードをすべて取りかつ相手のバトル場にポケモンがおらず、
相手がサイドカードをすべて取る。
6.自分がサイドカードをすべて取りかつ相手バトル場にポケモンがおらず、
自分のバトル場にもポケモンがいない。
7.自分がサイドカードをすべて取り、
相手がサイドカードをすべて取りかつ自分のバトル場にポケモンがいない。
8.相手のバトル場にポケモンがおらず、
相手がサイドカードをすべて取りかつ自分のバトル場にポケモンがいない。
9.自分がサイドカードをすべて取りかつ相手のバトル場にポケモンがおらず、
相手がサイドカードをすべて取りかつ自分のバトル場にポケモンがいない。
以上の9通りになります。別に読んで全部理解する必要はありません!
重要なのは、「どちらがどれだけの勝利条件を満たしたか」ということです。
そして、満たした勝利条件を比べて、多い方が勝利することになります。
勝利条件それぞれに優劣はなく、単純に量で比べることになります。
1~4の場合、お互いのプレイヤーが満たした勝利条件はそれぞれ1ずつです。
5,6の場合、自分の満たした勝利条件が2、相手が満たした勝利条件が1です。
7,8の場合、自分の満たした勝利条件が1、相手が満たした勝利条件が2です。
9の場合、お互いのプレイヤーが満たした勝利条件はそれぞれ2です。
つまり、5,6では自分の勝ち、7,8では相手の勝ちになります。
1~4,9の時は同数、なので引き分け、……と言いたいところですが、
ポケモンカードにはルール上引き分けの前に行うことがあります。
それが「サドン・デス」です。
ですので、このような時は延長戦、サドンデスに入って、勝敗を決定します。
せっかくなのでサドンデスの手順についても、
Pokemon Card Game Official Rule Ver.5.2から引用しておきます。
1.「サドン・デス」になったら対戦をすべて最初からやり直します。
2.「サドン・デス」で対戦をやり直す場合、サイドは1枚しか置きません。
3.「サドン・デス」で対戦をやり直す場合、先にサイドを取ったプレイヤーが勝ちになります。
はい、というわけで、今日の話題は「ワザの処理」と「勝敗の決定」でしたー!
まあ、ぼくもサドン・デスとかしたことないんですけどね!
大体引き分けで終わらせちゃうんですけどね!
その程度のレベルの人が書いてる記事なんであんまり真剣に見ないでくださいね。
実際に公式大会に行った時は必要になるやもしれませんので、
心の隅にでも留めておいてくだされば、いつか役に立つかもしれませんよ。
ていうかオフィシャルルールなのにオフィシャルルールに記載されてないことがある、
ってそれどーゆーことなんでしょーか!
ルールすら頼りにならないならルール解説とかもう二度としないよ!
コメント
つまり、お互いがどれか1つ以上の勝利条件を同時に満たした場合は、必ず引き分け(正確にはサドン・デス)になるんじゃないでしょうか?
勝利条件を満たした量で勝敗が決まるというルール(解釈?)がどこか載っているなら、ご面倒おかけしますが教えていただけないでしょうか(。・・)
実際に図を見ると11通りに分けられ、そのうち勝利条件が両者同数のときに「サドン・デス」、自分が多いときは「自分の勝ち」、相手が多いときは「相手の勝ち」との判定が記載されています。
11パターンの中に自分(相手)だけが勝利条件を満たすものがありましたので、それだけ記事中では省略させていただいてます。
あとは、サマーカーニバルの時にタカシマ氏から伺った話でもありますので、公式の見解ということで間違いなさそうです。
そんなルールになっていたとは気づきませんでした。
勉強になりました。ありがとうございます。