スミマセン、ミスです。戻します。
2012年4月9日 ポケカ【こまごま】 コメント (8)たまには真面目な話をしてみようと思います。こんばんは。
<4/10 0:05 追記>
はじめに、今日の記事はまるでルールについて取り扱うようなものでありますが、
その実、厳格にルールに則った記事ではありません。
ぼく個人の判断を多分に含むものとなりますので、あくまでも解釈の一例として、話半分にご覧ください。塩を適量足しながらお読みください。
それでは、今日のトピックは「巻き戻しについて」となります。
「巻き戻し」と一口に言いましても、例えば、
エネルギーを貼るポケモンを間違えてしまったからひとまず手札に戻して考え直すとか、
ポケモンキャッチャーで指名する相手を間違えたからやりなおすとか、
そういったものではありません。
ならばどういうものかと言いますれば、まず以下のケースをご覧ください。
<CASE1>
手札のダークパッチを使うべく、使用を相手プレイヤーに宣言しました。
けれどもトラッシュに基本悪エネルギーはありませんでした。
ポケモンカードでは原則的に、カードの効果に従えないのならばそのカードは使えません。
ですのでこの場合、ダークパッチは使用されなかったことになります。
つまり、使用を宣言する前に巻き戻り、ダークパッチは手札に戻ることになります。
<CASE2>
手札のすごいつりざおを使用しました。
けれども、トラッシュには基本エネルギーとポケモンが合計2枚しかありませんでした。
第二の原則として、カードの効果には可能な限り従う、というものがあります。
合計3枚を選ぶことができなくとも、可能な限りカードの効果に従い、
2枚のカードを相手に見せてから、山札に戻します。
もちろんカードは使用できますので、巻き戻しは起こりえません。
<CASE3>
手札からレベルボールを使用し、山札を見ました。
けれども自分の山札の中に、HPが90以下のポケモンはありませんでした。
この場合もカードの効果に従えませんでしたが、巻き戻しは起こりません。
レベルボールのテキストを以下のように言い換えるとわかりやすくなります。
「自分の山札を見る。その後、HPが「90」以下のポケモンを1枚選び、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。」
「自分の山札を見る。」という効果に従うことができたので、
その他の効果にも可能な限り従い、処理を終了します。
この場合もレベルボールは使用できたことになりますので、そのままトラッシュに置かれます。
<CASE4>
手札のまんたんのくすりを使用するべく、相手に宣言しました。
けれども、自分の場にダメカンが乗ったポケモンはいませんでした。
カードの効果に従う時、いくつかの内容が書かれている場合は書かれている順に従います。
今回の場合、「自分のポケモンを1匹選び、HPをすべて回復する。」にまず則ります。
けれどもHPを回復することができないので、まんたんのくすりは使えません。
結果、使用を宣言する前に巻き戻り、まんたんのくすりは手札に戻ります。
HPを回復することができたのならば、続く効果、
「その後、そのポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュする。」
にも従ってください。この時、そのポケモンにエネルギーがついていなくとも、
カードの効果は既に働いているため、まんたんのくすりは問題なく使えます。
<CASE5>
バトル場のポケモンがワザを使うべく、ワザの使用を宣言しました。
けれどもそのポケモンには持続する効果「ワザを使えない」が働いていました。
具体的なカード名を挙げれば、ツンベアー(BW1)のぜったいれいどや、
コバルオン(BW2)のアイアンブレイクなどが該当します。
「ワザを使えない」とはつまり、「ワザの使用を宣言することができない」ということです。
ですので、宣言をする前まで巻き戻しが発生します。
同様に、ワザに必要なエネルギーが不足している場合も宣言ができません。
その場合も、ワザ宣言の前まで巻き戻しとなります。
<CASE6>
バトル場のポケモンがワザを使うべく、ワザの使用を宣言しました。
けれどもそのポケモンには持続する効果、
「ワザを使うときコインを1回投げる。ウラならそのワザは失敗」がかかっていました。
この時にコインを投げるタイミングは、ワザの宣言の後、ワザを実行するより前となります。
コインでウラが出た場合でもワザの宣言はすでになされているので、
ワザは失敗となり、巻き戻しにはなりません。
<CASE7>
カイリキー(DPs)のワザ、おとすを使いました。
相手のバトルポケモンは進化していませんが、アンノーンGが道具としてついています。
続いては殿堂ルールで起こりえる事例です。
ワザ・おとすは進化していないポケモンをきぜつさせる効果を持ちますが、
アンノーンGによって、きぜつさせるワザの効果は受けません。
けれども、“ダメージを与える代わりに”きぜつさせるワザでありますので、
相手がワザの効果を受けないからといってダメージを与えられもしません。
さらに、ワザの宣言は無効にならずかつ失敗もしていないため、
巻き戻しにもならないで、処理を終了することになります。
<CASE8>
友人にも囲まれ、毎日を笑顔で過ごしていた小学生の頃。
けして成績は良くなかったけれども、最高の悪友がいて、好きな人だっていた。
家に帰れば温かい食事が待っていて、家族で食卓を囲む。
憎らしくてどうしようもないことだってあったけれども、それでも家族は家族だった。
ああ懐かし、懐かしや、あの輝かしき日々。
だがどうだ。今の自分はどうだ。
あの頃の自分に胸を張って見せられる大人なのだろうか。
子どもの頃に夢見た大人に、なれたのだろうか。
――――帰りたい。遠き日々へ帰りたい。
時間がうねりを上げて巻き戻り、またあの日々からやり直せれば良いのに……!!
このような場合でも、どれだけ恋焦がれたところで巻き戻しは発生しません。
人情としては巻き戻しを許可したいところではありますので、残念です。
というわけで、今日の話題は「カードを使う」ということについてでした。
繰り返しになりますが、巻き戻しはルールブックに記載されていることではありませんから、
軽く流し見る程度で受け取ってください。
最後とはなりましたが、参考までにルールブックの一部を引用します。
・トレーナーズを使う手順
1.トレーナーズを手札から出して、相手プレイヤーから見えるようにします。
2.カードの名前を読み上げ、使うことを相手に伝えます。
3.カードの説明文に使うための条件がある場合、それにしたがうことができなければ、そのカードは使えません。
4.カードの説明文の内容にしたがいます。いくつかのことがらがかかれている場合は、かかれている順番にしたがいます。
・ワザを使う手順
1.ワザ宣言
2.ワザを使うポケモンの状態の確認を処理
3.ワザの実行
<4/10 0:05 追記>
はじめに、今日の記事はまるでルールについて取り扱うようなものでありますが、
その実、厳格にルールに則った記事ではありません。
ぼく個人の判断を多分に含むものとなりますので、あくまでも解釈の一例として、話半分にご覧ください。塩を適量足しながらお読みください。
それでは、今日のトピックは「巻き戻しについて」となります。
「巻き戻し」と一口に言いましても、例えば、
エネルギーを貼るポケモンを間違えてしまったからひとまず手札に戻して考え直すとか、
ポケモンキャッチャーで指名する相手を間違えたからやりなおすとか、
そういったものではありません。
ならばどういうものかと言いますれば、まず以下のケースをご覧ください。
<CASE1>
手札のダークパッチを使うべく、使用を相手プレイヤーに宣言しました。
けれどもトラッシュに基本悪エネルギーはありませんでした。
ポケモンカードでは原則的に、カードの効果に従えないのならばそのカードは使えません。
ですのでこの場合、ダークパッチは使用されなかったことになります。
つまり、使用を宣言する前に巻き戻り、ダークパッチは手札に戻ることになります。
<CASE2>
手札のすごいつりざおを使用しました。
けれども、トラッシュには基本エネルギーとポケモンが合計2枚しかありませんでした。
第二の原則として、カードの効果には可能な限り従う、というものがあります。
合計3枚を選ぶことができなくとも、可能な限りカードの効果に従い、
2枚のカードを相手に見せてから、山札に戻します。
もちろんカードは使用できますので、巻き戻しは起こりえません。
<CASE3>
手札からレベルボールを使用し、山札を見ました。
けれども自分の山札の中に、HPが90以下のポケモンはありませんでした。
この場合もカードの効果に従えませんでしたが、巻き戻しは起こりません。
レベルボールのテキストを以下のように言い換えるとわかりやすくなります。
「自分の山札を見る。その後、HPが「90」以下のポケモンを1枚選び、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。」
「自分の山札を見る。」という効果に従うことができたので、
その他の効果にも可能な限り従い、処理を終了します。
この場合もレベルボールは使用できたことになりますので、そのままトラッシュに置かれます。
<CASE4>
手札のまんたんのくすりを使用するべく、相手に宣言しました。
けれども、自分の場にダメカンが乗ったポケモンはいませんでした。
カードの効果に従う時、いくつかの内容が書かれている場合は書かれている順に従います。
今回の場合、「自分のポケモンを1匹選び、HPをすべて回復する。」にまず則ります。
けれどもHPを回復することができないので、まんたんのくすりは使えません。
結果、使用を宣言する前に巻き戻り、まんたんのくすりは手札に戻ります。
HPを回復することができたのならば、続く効果、
「その後、そのポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュする。」
にも従ってください。この時、そのポケモンにエネルギーがついていなくとも、
カードの効果は既に働いているため、まんたんのくすりは問題なく使えます。
<CASE5>
バトル場のポケモンがワザを使うべく、ワザの使用を宣言しました。
けれどもそのポケモンには持続する効果「ワザを使えない」が働いていました。
具体的なカード名を挙げれば、ツンベアー(BW1)のぜったいれいどや、
コバルオン(BW2)のアイアンブレイクなどが該当します。
「ワザを使えない」とはつまり、「ワザの使用を宣言することができない」ということです。
ですので、宣言をする前まで巻き戻しが発生します。
同様に、ワザに必要なエネルギーが不足している場合も宣言ができません。
その場合も、ワザ宣言の前まで巻き戻しとなります。
<CASE6>
バトル場のポケモンがワザを使うべく、ワザの使用を宣言しました。
けれどもそのポケモンには持続する効果、
「ワザを使うときコインを1回投げる。ウラならそのワザは失敗」がかかっていました。
この時にコインを投げるタイミングは、ワザの宣言の後、ワザを実行するより前となります。
コインでウラが出た場合でもワザの宣言はすでになされているので、
ワザは失敗となり、巻き戻しにはなりません。
<CASE7>
カイリキー(DPs)のワザ、おとすを使いました。
相手のバトルポケモンは進化していませんが、アンノーンGが道具としてついています。
続いては殿堂ルールで起こりえる事例です。
ワザ・おとすは進化していないポケモンをきぜつさせる効果を持ちますが、
アンノーンGによって、きぜつさせるワザの効果は受けません。
けれども、“ダメージを与える代わりに”きぜつさせるワザでありますので、
相手がワザの効果を受けないからといってダメージを与えられもしません。
さらに、ワザの宣言は無効にならずかつ失敗もしていないため、
巻き戻しにもならないで、処理を終了することになります。
<CASE8>
友人にも囲まれ、毎日を笑顔で過ごしていた小学生の頃。
けして成績は良くなかったけれども、最高の悪友がいて、好きな人だっていた。
家に帰れば温かい食事が待っていて、家族で食卓を囲む。
憎らしくてどうしようもないことだってあったけれども、それでも家族は家族だった。
ああ懐かし、懐かしや、あの輝かしき日々。
だがどうだ。今の自分はどうだ。
あの頃の自分に胸を張って見せられる大人なのだろうか。
子どもの頃に夢見た大人に、なれたのだろうか。
――――帰りたい。遠き日々へ帰りたい。
時間がうねりを上げて巻き戻り、またあの日々からやり直せれば良いのに……!!
このような場合でも、どれだけ恋焦がれたところで巻き戻しは発生しません。
人情としては巻き戻しを許可したいところではありますので、残念です。
というわけで、今日の話題は「カードを使う」ということについてでした。
繰り返しになりますが、巻き戻しはルールブックに記載されていることではありませんから、
軽く流し見る程度で受け取ってください。
最後とはなりましたが、参考までにルールブックの一部を引用します。
・トレーナーズを使う手順
1.トレーナーズを手札から出して、相手プレイヤーから見えるようにします。
2.カードの名前を読み上げ、使うことを相手に伝えます。
3.カードの説明文に使うための条件がある場合、それにしたがうことができなければ、そのカードは使えません。
4.カードの説明文の内容にしたがいます。いくつかのことがらがかかれている場合は、かかれている順番にしたがいます。
・ワザを使う手順
1.ワザ宣言
2.ワザを使うポケモンの状態の確認を処理
3.ワザの実行
コメント
よくある通らない巻き戻しとして、アンノーンGつきのポケモンにシャドールームなどを宣言やポケパワーロック下のcip能力宣言などありますね。
これはよくあるけど絶対通しちゃいけない。大会ならなおさら。
もちろんルールブックで全部書ききれるわけではありませんからねえ。大変です。
>>ちゃんさん
おおおお――――!! それは大事だ!!
書き加えておきます! ありがとうございます!!
書き足しておきます。大事なことなので二回言います。
その巻き戻しだけは…その巻き戻しだけは…通したいッ…!
通したい……!だが通らない……!!
>>かたかきさん
ちょっとだけつけるんじゃ。ちょっとじゃぞ。
それなら、それならさあ、ちゃんと見える様にGを貼れよぉおおおおおお。
でも、見落としてるのは俺じゃん・・・・。
ジャッジキr